思いもよらないことが起こっている。
新型コロナウィルス
緊急事態宣言
自粛要請
STAY HOME
でも、未来が思いもよるものだったら、私は好かんだろうと思う。
しかし、想定外って、安心を好む私には、やはり落ち着かないものだ。
湧いてくるのは、これまでの人生も「思いもよらないこと」だったじゃないか。という私の声。
安心、安定の感覚と不安、不安定の感覚の違いについて、自分会議(話し合い)が続く上半期。
もうすぐやってくる梅雨の間中、話し合いを続けてみる予定。
雨がつづく、湿気にどんよりの日々を思うと、昨年の秋に行った大阪の国立国際美術館での「日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を思い出す。
大阪に行ったら絶対に行きたい大好きな場所で、クリムトやシーレの絵画が見れるなんて、心が躍った。
予想をはるかに超える感動があった。ウィーン・ミュージアムの所蔵品の数々が公開されていて、絵画、建築、家具、デザイン、服飾品、ウィーンの歴史など貴重な品々を間近で見ることができた。愛用していた人の気配、作った人の温度が、今も感じる作品ばかりだった。
絵画は、息遣いを感じるような、同じ空間で呼吸を共にしているような、なんとも不思議な溶け合うような感覚をおぼえた。あの感覚が忘れられない。
ウィーンは、建築物も魅力的なものが多くって、昔から行ってみたい場所のひとつだったけれど、展覧会を機に、一番行きたいところに急上昇したのであった。
コロナが収束することを祈るばかりです。
暁には、旅人になる。